NYMEX WTI マーケット推移  2021

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原油マーケット情報2021年5月(アーカイブ)

​オイル・リポート

2021/05/10 NYMEX WTI 続伸 2021年6月限:64.92$/bbl  ↑ +0.02$/bbl    

 5月10日のNYMEX WTIは小幅続伸。米国で石油パイプラインを運営するコロニアル社が南部と北東部を結ぶパイプラインがサイバー攻撃を受けて停止したと発表。北米はドライブシーズンを控え、ガソリン供給への懸念からガソリン相場が時間外取引で一時4.2%高となり、米経済活動の正常化でエネルギー需要が回復するとの見方が強いことから、需給逼迫を意識して原油に買いが入った。

 しかし、コロニアル社が10日午後、「週末までに大部分の操業再開を目指す」との声明を出し、影響は長期化しないとの観測が広がったこと、インドのコロナ感染症増加での経済活動への影響が下押しして、小幅上げで引けた。

 2021/05/10 ICE BRENT  続伸 2021年7月限:68.32$/bbl ↑+0.04$/bbl 

 

2021/05/07 NYMEX WTI 反発 2021年6月限:64.90$/bbl  ↑ +0.19$/bbl    

 5月7日のNYMEX WTIは反発。同日朝に発表された4月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数の増加幅が市場予想を大幅に下回ったこと、インドや日本などで新型コロナウイルスの感染拡大が続くことも需要の不透明感につながって、売られた。しかし、同日の4月の中国の貿易統計で輸出と輸入がともに前年同月比で大幅に増え、市場予想も上回り、中国の4月の非製造業購買担当者景気指数(PMI)が2020年12月以来の高水準だったことから、中国で景気回復の勢いが増しており、原油需要が増加するとの見方で買いが高まった。

 2021/05/07 ICE BRENT  反発 2021年7月限:68.28$/bbl ↑+0.19$/bbl 

 

2021/05/06 NYMEX WTI 続落 2021年6月限:64.71$/bbl  ↓ −0.92$/bbl    

 5月6日のNYMEX WTIは続落。新型コロナウイルスのワクチン接種が寄与して、欧米を中心に経済正常化に向かっており、原油需要の回復するとの見方が拡がったこと、前日の米エネルギー情報局(EIA)の週間石油統計で、原油在庫の減少幅が市場予想を大幅に上回ったことが材料視されて、買いが高まった。

 しかし、インドでの新型コロナの新規感染者数が約41万2,000人と過去最多になり、同国の医療システムが崩壊の危機にあり、原油需要への影響を警戒して、売りが高まった。持ち高調整の売りも出て、後場は下げ相場となった。

 2021/05/06 ICE BRENT  反落 2021年7月限:68.09$/bbl ↓ −0.87$/bbl 

2021/05/05 NYMEX WTI 反落 2021年6月限:65.63$/bbl  ↓ −0.06$/bbl    

 5月5日のNYMEX WTIは小幅反落。米エネルギー情報局(EIA)の週間石油統計で、原油在庫の減少幅が市場予想を大幅に上回り、新型コロナワクチンの普及による米経済再開で需要が回復し、原油需給のタイト化が進との観測で買いが高まった。一時は66.76ドルと期近物として3月上旬以来の高値を付けた。しかし、買い一巡後は、目先の材料出尽くし感が広がり、持ち高調整の売りが出て、小幅に下げて引けた。

 2021/05/05 ICE BRENT  続伸 2021年7月限:68.96$/bbl ↑ +0.08$/bbl 

2021/05/04 NYMEX WTI 続伸 2021年6月限:65.69$/bbl  ↑ +1.20$/bbl    

 5月4日のNYMEX WTIは続伸。前日に続き、欧米での新型コロナワクチン接種の普及を受けて、経済正常化が原油需要の回復を促すとの見方から買い優勢となった。米国でニューヨーク市などが行動制限を緩和を進めていること、欧州連合(EU)の欧州委員会が加盟国に対してEUが認めたワクチンの接種者が域内に入れるよう勧告したこと、ドイツ政府がワクチン接種者を対象に夜間外出禁止などの緩和を決めたことが材料視された。

 また、翌日の米エネルギー情報局(EIA)の週間石油統計で原油在庫減少との市場予想を受けて、買いが入った。

 2021/05/04 ICE BRENT  続伸 2021年7月限:68.88$/bbl ↑ +1.32$/bbl 

2021/05/03 NYMEX WTI 反発 2021年6月限:64.49$/bbl  ↑ +0.91$/bbl    

 5月3日のNYMEX WTIは反発。新型コロナワクチンの普及を受けて、ニューヨーク市が地下鉄の24時間営業を再開することを決めたほか、ドイツは新型コロナワクチンを接種した人に対する経済活動の制限を緩和することが報じられるなど経済活動が再開されて、原油需要が増加するとの観測が拡がって買われた。

 また、前週のOPECプラスの閣僚級会合で5〜7月に協調減産幅を縮小することとなったが、欧米での経済活動の再開がみられることで、原油需要が強含むとの見方が拡がって買いを高めた。しかし、インドや日本などアジアでの新型コロナの変異種が拡がっていることでの感染者数増加が下押しして、上げ幅を抑えた。

 2021/05/03 ICE BRENT  反発 2021年7月限:67.56$/bbl ↑ +0.80$/bbl (2021年6月限:67.29$/bbl ↑ +0.04$/bbl 最終)

INFO:米国の東部時間5/5 15:30(日本時間4/28 23:30)EIA米国原油輸入量の変化 (EIA United States Crude Oil Imports Change)・EIA米国クッシングの原油備蓄量の変化 (EIA United States Cushing Crude Oil Stocks Change)の発表。

EIA米国原油在庫量の変化 (EIA United States Crude Oil Stocks Change)

EIA米国クッシング原油備蓄量の変化 (EIA United States Cushing Crude Oil Stocks Change)